Sarah, Plain and Tall

Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga #1)

Sarah, Plain and Tall
Sarah, Plain and Tall 1　YL3.5　語数8251語SSS書評
19世紀終わりごろアメリカの西部開拓時代。弟のCalebが生まれたとき、母を亡くしたAnna。二人の子どもを抱えて農業をしている父は、新聞に再婚相手を求める広告を出し、Salahという女性から返事をもらった。子どもたちとも手紙のやりとりをして、ついにSalahが家に来た。大草原で溌剌と仕事をしながら、AnnaとCalebとの会話も重ねるSarahだったが、故郷のメーン州の海が恋しくてホームシックにかかっている。家に帰ってしまわないかと心配になる子どもたちだったが。。。1986年ニューベリー賞受賞。
故郷から離れて、まったく違う風景の中で暮らすSarahの寂しさ。そんなSarahの小さな仕草などから、細やかに気持ちを察する二人の子供たち。そして、次第に大草原の豊かな自然と３人の家族に愛情が芽生え、深まるSalahの心の動き。静かな心理描写がじんと心に響く一冊でした。

Sarah, Plain and Tall CD Collection

朗読CD
ちょっと聞いてみたところ、始まりがとても素敵だったので、とても期待しています。聞き終わりましたら、あらためて更新します。