「國弘流英語の話しかた」読みました。
- 作者: 國弘正雄
- 出版社/メーカー: たちばな出版
- 発売日: 1999/12/25
- メディア: 単行本
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楽して英語を習得するなんて、そんな甘言に乗らないように、さまざまな面から論破している、心強い本でした。この一冊で、楽な方に自分がぶれないような気持ちになりました。
只管朗読(音読)と只管筆写(音読筆写)を忍耐力をもって愚直にすることで、直読直解が可能になるなどの功徳があり、功徳には「有意義な多読が可能になる」というのもあるそうです。読み飛ばす、楽しく読むという世界にいた私ですが、いつか文法的な発見を楽しみ、ニュアンスの違いなど細やかな部分に心を配りながら読みたいという憧れがあります。基礎力をしっかりとつけて、多読に反映していきたいです。
多読に結びつく音読をしていきます!^-^*
さて、今やっている「英会話・ぜったい音読 標準編」
STEP1 テキストをみないでCDを聴く 2回
STEP2 文章の意味を「理解」する
STEP3 CDをかけずに音読(素読み) 3回
STEP4 音読しながら「筆写」 3回
STEP5 もう一度CDを聞き理解の深まりを確認する
これをテキスト5周する。
最初の2ヶ月は上記の流れとなっています。実際の音読は素読み3回と音読筆写3回で6回だけなのです。しかしながら筆写に大変な時間と労力がかかるため、1〜2時間の勉強量に。筆写も大変大切なことと國弘先生の本を読んでわかったのですが、昨年夏の電話オペレーターの仕事で口から発音することの大切さが骨身にしみたので、音読の量を増やしたいと思っています。1周めはこの通りにして、2周めからは音読筆写を1回に、音読の回数を多くして自己流にしていく予定です。何回音読しようかな。「國弘流英語の話し方」では500回〜千回と、繰り返すことで、習熟度が上がるとのこと。工夫して音読の量を増やす方法を考えたいと思っています。
この音読一つ一つの積み重ねが、Paul Austerを原書で愉しむ力となりますように。。。