本「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」借りました
先日、図書館にて「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」という本を借りました。
- 作者: 金原瑞人
- 出版社/メーカー: 牧野出版
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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- 作者: Alex Shearer
- 出版社/メーカー: Macmillan Children's Books
- 発売日: 2002/04/12
- メディア: ペーパーバック
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英語は一人称が“I”しかないですが、日本語は“おれ”“私”“僕”“おいら”…といっぱい挙げられるため、一人称が男性か女性かはっきりしないのが味わいの一つである本を翻訳するときに苦しむ話など、つい微笑みながら読みました。
なかでも面白いと思ったのはこんな文章です。
(省略)翻訳物ははるかに後の時代の影響を受けやすい…というか時代の影響が大きい。翻訳というものは、原作と、それが翻訳される国の時代・社会・訳者とが切り結んだ、その場その場での瞬間的な仮の像なのだから。永続性はない。日に日に古くなる。それが翻訳物の宿命である。
同時代の人にわかりやすく伝えようとするものなので、古い翻訳は違和感を感じるものだ。翻訳とは足が早い(腐りやすい)。だから昔の翻訳を読むと、やっぱりどこかしら変なのだ、ということが書かれていました。
とっても納得。“なまもの”なのかなと、直感的に思っていたのですっきりといたしました。
中学生のころ、創元推理文庫ブラウン神父シリーズを、ちょっぴり苦心して読んでいたり、ドストエフスキーを挫折したり 笑。昔の硬い翻訳本を手にした時のめまいを思い出しました。馴染む日本語の翻訳だったら楽しんでいたでしょうか。
金原瑞人さんは、「The Doomspell Trilogy」著 Cliff McNishを、「レイチェルシリーズ」として翻訳された方です。いつか多読でと思っていた本を翻訳された方と知り、なおのこと身近に感じました。ごめんなさい、原書で読もうと思っているので、翻訳は図書館で借ります 笑。
(最近の勉強)
1.多読「Anne of Green Gables」一向に進んでいません。
2.音読100回終了。次の本↓の音読筆写にとりかかりました。
- 作者: 國弘正雄,千田潤一
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2004/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3.「TOEFL3800」は1000単語ずつランク3と4を交互に見続けています。
4.「英会話最強フレーズ100」面白かった!ためになった