ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

Frindle

Frindle

Frindle

Frindle
YL3.8 語数15000語 SSS書評
Nickはいつもアイデア豊富な小学生少年。先生が宿題を出す直前に、先生が話し込んで宿題を出しそびれるような質問を、授業の最後の数分で投げかけるのが大得意。しかし、Granger先生は、逆にNickに調べてくるように言う。がっくりしながら家に帰って、辞書と言葉の関係を調べると、Nickには思わぬものが心に芽生える。次の日Granger先生の授業でそれを発表後、とあるアイデアがNickの頭に光る。それは、penのことをflindleと呼ぶというジョーク。それが、クラス中、学校中へ広がって、思わぬ方向に。。。
笑って泣いて、素晴らしい数時間でした。いっぱい書きたくなってしまいますが、これから読まれる人のためにネタバレしないで書こうと思うと、手が止まってしまいます。登場する大人達の個性・そして暖かみ。少年の成長。いろいろな本で泣いてきている、涙しやすい私ですが、これももれなく涙しました。ラストが素晴らしいです。これ、子ども用の本ですが、ちょっとだけ言語学思い出しましたヨ。言語について興味がある方には、楽しく面白く読めるのではないでしょうか。
学生時代、本で読んだ「シニフィアンシニフィエ」は、今の私には、すっかり違う意味に。美味しいパン屋さんの名前です。まっさきに思い浮かべるのがパン・オ・ヴァン。(1本3000円くらいのワインが練り込まれたパンです)じゅる。。ソシュールさん、難しかったなぁ。読み返してみるかな。

927冊 2,983,175語 です。 あともうひといきで300万語。