The View from Saturday

The View from Saturday (Jean Karl Books (Paperback))

The View from Saturday
YL4.5　語数42026語　SSS書評
Epiphany校の6年生であるNoah、Nadia、Ethan、Julian。4人のクラス担当のOlinski先生にアカデミック・ボウル（学校対抗クイズ大会？）の出場者に選ばれ、順調に勝ち進んでいく。実は、先生に選ばれる前に、4人は自身を「The Souls」と呼び、土曜日に堅い友情を築いていたのだった。
アカデミック・ボウルで成長する彼らと、それに寄り添いながら、心にある何かを乗り越える先生の姿に心打たれました。不思議なご縁は子供たちだけでなく、その親、祖父母にまで広がり、ラストのページにかけて、一つの言葉に終結していく。じわりと涙がうかびました。
とても凝った構成なので、2週間、七転八倒タスケテータスケテーという感じで読んでいました。「HOLES」よりも苦しかったです。半分ほど読みましたら、人間関係がはっきりとわかり、「あれ？これなにかしら」と思っていた言葉がカチカチっとパズルができあがるようにわかりはじめ、そこからは最後まで一気に読みました。Britishな言い回しらしいところはわかりましたが、それを味わえる英語力はまだ私にはありません。修行あるのみ！

1167冊 5,417,205語　です。

これは、これをはらせていただこう。

再読のときは、もっと味わえますように。