ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

The Coldest Place On Earth

The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library)

The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library)

The Coldest Place On Earth
OBW1 YL2.1 語数6300語 SSS書評
1910年の夏。それぞれの南極を目指す二つの隊のレースが始まった。イギリス人Scottがロンドンから船で出発。その5日後、ノルウェー人Amundsenが同じく準備を整え航海に出る。しかし、南極は地球上で一番寒い場所。長く辛い氷上の旅が二隊を苦しめる。成功を収めたノルウェー隊と、悲しき結末をむかえるイギリス隊。その差はどこにあったか。。ノンフィクション。
読み応えありました。準備段階での差。それぞれの隊が抱える問題をその場その場で乗り切る判断。極地では、リーダーの大胆かつ適切な判断とチームワークの良さが、危機を回避し成功を納める秘訣なのだと読んでいて思いました。隊員の日記や母親に宛てた手紙などが書かれていて、厳しい大自然の中で経験した生の声を聞くようでした。最後のページにある地図に後で気が付いて、これは最初に載せて欲しかった。日付とDepotの位置を確かめながら読むと、更に楽しめたかと思います。これから読まれる方は、地図のページをご覧になることをお勧めします。
OBW1で最難関といわれているそうです。よかった。分速83字で読めました。ゆっくりながらも、内容はちゃんと頭に入ってきたので安心してレベル2の本にチャレンジしていきたいと思います。