Goodbye Mr Hollywood

Goodbye Mr Hollywood (Oxford Bookworms Library)

Goodbye Mr Hollywood
OBW1　YL1.9　語数5712語　SSS書評
Nickは、旅のライター。カナダの小さな村Whistlerのカフェにいたところ、初めて見る若い女性から、どこかでお会いしたことが...と、話しかけられた。座った彼女と話をしていると、白髪の男がそばのテーブルについて、さりげなくこちらを気にしている。その女性が話し終わり去るときに、NickのことをMr Hollywoodと呼び、口づけをした。それからNickの身に危険が迫る。なぜ女性はMr Hollywoodと呼んだのだろう。。
美女の突然のキス。謎めいた言葉。最初のシーンが、強烈に読者を惹き付けます。短い話、限られた言葉の中で、若い女性の育ちやその父の性格までうかがえ、人物の描写の細かさに驚きました。殺すには森はうってつけだと思いますが、じわじわと恐怖を煽りたい心理も伝わってきます。謎も最後までよめず、ドキドキさせられました。彼のトラウマ、治るといいですね。これから、フラグが立っても、へし折ってしまうのではと心配です。