ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

The House in the Picture and Abbot Thomas' Treasure

The House in the Picture and Abbot Thomas' Treasure: Lektuere. Beginner Level. 5.-6. Klasse, 600 Woerter

The House in the Picture and Abbot Thomas' Treasure: Lektuere. Beginner Level. 5.-6. Klasse, 600 Woerter

The House in the Picture and Abbot Thomas' Treasure
MGR2 YL1.8 語数12000語 SSS書評
二つのお話が入っています。
「The House in the Picture」Mr.Williamsは美術館の絵を集めるため、小さい彫版画を購入したが、あまりいい絵ではなかった。しかし、時間を経るごとに、徐々に絵が変わっていく。最後に写る恐怖の絵。どんな意味があったのだろうか。
「Abbot Thomas' Treasure」考古学者が、いにしえの宝物に謎解きをしながら近づいていくが、恐怖も忍び寄る。

どちらも19世紀のゴーストストーリー。しっとりと心に忍び込む恐怖感。段々と変わっていく絵、画商も怖かったんじゃないでしょうかね。主人公と周りの友人たちが知的で、変化があると本棚へ向かい謎を究明したり、専門家に尋ねたり。学者魂を感じます。Treasureの方は、詰めの甘さが恐怖を呼ぶ結果に。オススメな一冊でした。
19世紀では、友人はlast nameで呼び(たとえばMr Garwoodは“Garwood”と)、そして、使用人はfirst nameで(たとえば“George”)呼ぶということを知りました。