John Doe
John Doe Level 1 (Cambridge English Readers)
- 作者: Antoinette Moses
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 1999/05/28
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
CER1 YL1.4 語数4500語 SSS書評
Exeterの病院に記憶喪失の男が入院した。自分の名前も出身地も思い出せないその男を、医者のCoxはJohn Doeと呼ぶことに。記憶が戻るようにと、いろいろな質問をする看護師Angela。退院して一時住む場所へ向かったはずのJohnは、なぜかAngelaの帰り道に立っていた。一方、休暇でYorkに行ったCoxは、TVでJohnの写真が紹介されているのを偶然見かける。。
Cox、John、Angelaがそれぞれ順に主体となり、話が展開するのですが、Cox先生の、自分は何者なのかという問いに考えさせられたり。Johnは自分の名前のくだりで空恐ろしいことを言っているので、余罪がありそうな気がしてなりません。
John Doeの意味を知って、そうなのかと感心しました。(SSS書評より"John Doe" is a general name used to talk about the ordinary man in the street when you do not know his real name.///"Seven" Penguin Readers 27p.) あと、幼い子供に向かって、youではなく“Are we hungry?”と表現するということなど、学ぶところが多い一冊でした。このweのくだりにも、Johnの幼い頃のトラウマが出ているようで興味深いですね。