ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

ボキャビルのおかげ

「Anne of Green Gables」14%読みました。
幼い時に、世界名作劇場の「赤毛のアン」で育ったので、イマジネーション豊かな孤児の少女が、グリーンゲイブルスで愛情豊かに育っていく感動の物語という印象が強かったです。
今回、英語の原書に触れて、ただいま出だしを読んでいますが、「これ、笑いどころ満載なのでは」という気持ちになってきました。11歳の少女とは思えないほど大げさな単語を使うときは、それが大文字で表現されています。いきいきとしたアンの想像力がときおり暴走し、彼女が読書で培った大げさな言い回しで豊かに表現される。夢見がちな、非現実的な浮遊感。そんなシーンがついつい笑えます。日本語の訳で読むより、ダイレクトに面白さが感じられるような気がします。
1908年に発表された小説とは思えないほど自然に読めるところが嬉しいです。英語が昔っぽいとはあまり感じず、それよりも、生き生きとした文章が感じられて、それが感動です。


今回、多読を進めながらボキャビルをしていて、村上憲郎式を参考に「TOEFL3800」のランク3と4を交互に毎日見続けているのですが、ここで出てくる単語がたっぷりあるので読み進めるのに苦労を感じなくなっていました。英単語は日本語で覚えても、こうして多読で“出会えた”ならば、英語的な表現が心に残り、血肉となっていくのではと感じます。
多読をしながら単語力を上げていくのが本来の「多読」ですが、自分が必要と思えば、こうしたボキャビルなどの補強をしていくのもいいかもしれないと思いました。
というわけで、それほどキリン読みに感じない「YL7.5」ちょっぴり自分の足取りが軽いです。


(近所の神社の森 E-P2)