Billy Elliot

Penguin Readers: Level 3 BILLY ELLIOT (Penguin Readers, Level 3)

Billy Elliot
PGR3　YL3.3　語数12931語　SSS書評
イギリスの北部の炭鉱町に祖母と父と兄とで住んでいる11歳の男の子Billy Elliotは、他の男の子とは違っていた。とっても賢いわけでもなく、スポーツができるわけでもない。殴り合いなんて楽しくないのに、父がボクシングに熱心なのでしかたなく通っている。そのボクシングジムは隣で女の子たちがバレエをしていた。ふとしたきっかけでElliotはバレエを始め、夢中になって練習する。。。映画「リトル・ダンサー」のノベライズ本。
主役のElliot自身、そして父・兄の目線で話が進行します。サッチャー時代に炭鉱閉山に追い込まれていく鉱山、労働者達の経済状態・家庭の崩壊、将来への不安など、社会的な不安を背景に、父と兄がストライキで経営者と闘っている姿、Elliotの思わぬ成長、少年の未来を皆が助けようと支援する大人達の姿、ひとつひとつが丁寧に書かれています。
映画よかったなぁ。こうして、よいストーリーがノベライズ本で思い出されるのは素晴らしい体験でした。
兄がバスに向かって叫ぶ“I'll miss you!”には涙が出てしまいます。

今日、他に読んだ本

Oxford Reading Tree: Stage 9: Storybooks: Superdog

Superdog
Floppyが大活躍。

Oxford Reading Tree: Stage 9: Storybooks: Survival Adventure

Survival Adventure
魚をそんな方法で取るのは才能のひとつだ。

922冊 2,941,046語　です。
通過本どうしよう。今からたっぷり悩みます。