ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

The Cay

*CAY                               PGRN2 (Penguin Reading Lab, Level 2)

*CAY PGRN2 (Penguin Reading Lab, Level 2)


The Cay
PGR2 YL2.4 語数7,600語 SSS書評
少年Phillipは、戦争が激しくなってきたので、島に父が残り、母と船に乗り疎開することになった。しかし、その船が戦火で沈没。目が覚めるとPhillipは、ライフボートの上で年配の黒人とネコだけだった。具合が悪いPhillipは次第に視界が暗くなり、目が見えなくなってしまう。そんな彼に年配の黒人はやさしく話しかけ、たどり着いた島で二人と一匹、生き残るために様々なことをする。。
原作はJane Addams Book Awardなど11の賞を取っている名作だとは知らなかったもので、リトールド本のこの本で、すごい一冊だなぁと思っていました。7600語では、物語の奥行きを表現するには浅いかもしれませんが、私はこの本の原作をぜひ読んでみたいと思いました。目が見えなくなった少年に、老人が風景を語り、生きるすべを語り。その言葉一つ一つが、きっと原作では輝いていることと思います。「The Weirdo」を書かれた作家さん。リトールドではピンとこなかったのですが、この本をきっかけに原作読んでみたいと思いました。