The Mum-Minder

The Mum-Minder

The Mum-Minder
Jacqueline Wilson Series YL3.5　語数9100語　SSS書評
Sadieは９才の少女。ママは自宅でベビーシッター（childminder)をしていて、今日もママのお手伝い。そんなある日、ママは風邪を引いて熱が出ました。Sadieは自分が、Mum-Minderをしながら、預かっている３人の幼児と小さな妹を面倒をみると言います。そんなママの様子を見た３人の幼児の母親たちが、交代で職場に子供全員を引き連れて行くことに。
各家庭の様子や職場で活躍する女性の姿、そして、子どもたちに悩まされながらも和む職場の人達が楽しい一冊です。子育ての大変さがリアルに伝わってくるとともに、女性の働くことについて、その他いろいろ考えさせられるのですが、とっても展開が明るくて楽しいので、あっという間に読み終えてしまいました。Jacqueline Wilsonの生き生きとした文体も感じられ、イラストも付いていてわかりやすいです。
JW、楽しいですね！よくよく考えると、複雑な家庭の少女の話なのですが、なんとパワフルで愛情たっぷりなのでしょう。女同士、支え合って生きていくのって大変だけど楽しいことなのだ！
表現として気になったのが、“Us girls…”という表現。それこそ、「私たち女同士」っていう感じかな。