Emil and the Detectives
- 作者: Erich Kaestner
- 出版社/メーカー: Red Fox
- 発売日: 2001/04/05
- メディア: ペーパーバック
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YL6.4 語数33000語 SSS書評
ドイツのNeustabtという町に母子二人で住んでいるEmil。夏にいとこが住むベルリンで過ごすことになり、初めての一人旅をすることになります。おばあちゃんに渡してと預けられたお金を気遣いながら、列車に乗っていましたが、うつらうつらして気がつくと、お金がない!さっきの山高帽の男がまさか!
Emilとベルリンの少年たちが犯人を追うところが、生き生きとしていて文句なしの一冊。連絡係や情報収集係、張り込み、尾行などなど、少年ながら本格探偵のよう。短いながらも、それぞれ少年の個性が感じられます。後半は親戚家族とEmilのあたたかい会話にじわーときたり、おばあちゃんの一言に笑ったり。素晴らしい。☆5です。
ドイツ語からの英訳本です。一週間のノロノロ読みでしたが、今日読んだのは15000語くらいありそう。後半に向けてぐいぐいっと惹き込まれました。
邦訳本はこちらでしょうか。
- 作者: エーリヒ・ケストナー,ヴァルター・トリアー,池田香代子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
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1165冊 5,353,903語 です。