ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

Fly Away Home (映画のリスニングも)

今日は、GR本で読んだのち、DVDで映画を見ました。

*FLY AWAY HOME                     PGRN2 (Penguin Readers (Graded Readers))

*FLY AWAY HOME PGRN2 (Penguin Readers (Graded Readers))

Fly Away Home
PGR2 YL2.6 語数11000語 SSS書評

映画「グース」のリライト版。
母親を亡くしたAmyは、9年前に別れた父親に引き取られてカナダにやってきた。母と過ごしたニュージーランドの日々を思い出し、母を亡くした悲しみと、父親への憎しみ、友のいない生活・・・この地で過ごすのはもういやだと思っていた。ある日、親を無くしたグースの卵を見つける。17個の卵を家に持ち帰り、暖かい場所を作って孵した。ひな鳥たちはすくすくと成長していく。しかし、グースはカナダでは冬を越すことができない。父親は飛行機を使って、南の地へ誘導することを思いつく。。

Amyの一人称で綴られているからか、母への想いが痛いくらい伝わってきました。そして、周りの暖かい大人たちとの交流によって、次第に心を開き、自分が父を拒んでいた心のもとは、自分を愛してくれてはいないのではという想いから来ていることに気が付くシーン、そして、母はあらゆるものの中にいることに気が付くシーンには、読んでいて涙が流れました。Amyの気持ちがほどけていく姿、生き生きと自然のなかで輝き始めるAmyにはジンときます。

そして、映画を観ました。

グース [DVD]

グース [DVD]

映画「グース」
GR本とは別の感動を得られました。なんといってもカナダの美しい自然。少女が飛行する姿が美しい。GR本の時に一人称で語られていたAmyの悲しさと喜びも、映画では、様々なシーンで更に描かれていました。GR本の中ではサラリと触れられていた環境問題も、ここでは大きな問題となっています。いざ飛行というときの、大人たちの無鉄砲さについつい笑いが出ました。そんなのでいいのかーお父さん。軍での「鳥と遊ぶな!」で大爆笑してしまいました(笑)。英語はほんの少し聞き取れて、GR本先読み効果を感じました。明日は英語字幕でじっくり観てみます。