Streets of London

*STREETS OF LONDON PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))

Streets of London
PGR1　YL1.0　語数2000語　SSS書評
Tinaは親の反対に合いながらも、学校で絵の勉強をしていたが、お金が無くなった。そこで、スコットランドからロンドンへ来てお金を稼ごうとする。しかし、頼りにしていた友人はロンドンから離れていて彼女は路上で寝泊りする生活に。そこへ、同じく家が無いJimmyと知り合う。広場でJimmyはヴァイオリンを弾き、Tinaは絵を描き、ともに生活をした。ところが彼は数日間旅に出るといって帰ってこなくなる。Tinaは一人広場で絵を描きながら待っていると。。
一人の女性が、新聞のインタビューを受けるという形で自分を回顧するこのお話。17歳の少女が、親に頼ることもなく、絵を描くという自分の夢を捨てず、ロンドンでホームレスとして生活し、認められ、成功するが、その影に悲しいいきさつもある。短い本なのですが、それでいて駆け足でもなく、しっかりとした展開がある話でした。彼と出会えるといいですね。心を通じ合わせた人を懐かしく思う気持ち、わかります。