ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

The Crown

*CROWN                             PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))

*CROWN PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))

The Crown
PGR1 YL1.2 語数4000語 SSS書評 
イギリス怪奇小説の大家、M.R.ジェイムズの作品。主人公と友人は海辺の小さな町Seaburghで休暇を楽しんでいた。ある晩、同じホテルに泊まっているPaxtonが部屋へ来る。彼は、町の教会の建物に3つの王冠が描かれている理由を町の人から聞いたそうだ。一つはロンドンに、一つは海に。そして残る一つはこの町の土の下。Agers一族が埋められた王冠を守っているという。様々な情報を集め、Paxtonはついにその王冠を探し当てるのだが、その時から不気味な影を感じ始める。。
この語数でありながら得体の知れない影が恐ろしかったです。犯してしまった過ち、逃れられない不気味さが読後感に恐怖を残します。Paxtonさんは、何か他に気に障るようなことをしでかしたのでしょうか。他の二人が何も無いのは少し不思議です。唯一考えられるのは、王冠に直に触れたのは彼だけ、ということしか。。彼の所有欲がAgersさんの気に障ったのかもしれませんね。あちらのゴーストって、最初は影っぽくて、次第に生々しくなりますね。
こわいです(;;)