Marco
- 作者: Mike Esplen
- 出版社/メーカー: Macmillan Education
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: ペーパーバック
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MGR2 YL1.2 語数1600語 SSS書評
父の農園で桃を一緒に作っているMarco。農園での日々が全てで、何も変わらず刺激のない毎日に嫌気がさして、ある日の朝早く、列車に乗り都会へ行った。街では若い女性に有り金をとられてしまう。お腹が空いてきたMarcoに見える街は薄汚れている。。
父との冷めた関係、ルーティンワーク、刺激のない田舎の日々から逃げ出すように街に来る青年は、人に揉まれながらも自分の農園で作った桃を見つけた時は、暖かい何かが心に広がったことでしょう。大人へ一歩近づいたのでは。カサカサと乾いたものが心に残りつつも、何か一つ光っている作品でした。このテイスト、好き嫌いあるでしょうね。私は好きですよ。